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現代人は眠りが浅い!体と心、人生を変えたいなら眠りから!

現代人は眠りが浅い!体と心、人生を変えたいなら眠りから!

不調改善トレーナーRAIです。

体と心を整えるオンラインパーソナル、出張セッションなどを行っております。

今回の記事は、人生の1/3である睡眠について。

お薬を飲まないと寝られない方にはもちろん、睡眠に不満を感じていない方にもぜひ読んでほしい内容です。

なぜならば、現代社会には睡眠の質を下げてしまう環境が山のようにそろっているから!

しかも、眠りを変えたら人生の1/3を変えられるんです!なんか効率良くないですか!笑

不調があるならまず寝ましょう!

体の不調、心の不調、種類を問わず、なんとなく調子が悪いと思ったら、夜更かしせずにまずはよく寝てみてください。

睡眠の役割は、体と心を回復させること。
思っている以上に、眠ることが心身のコンディションに影響しているんです。

実際の例をいくつかご紹介しますね。

寝ないとメンタル崩壊する

最初は私の体験からいきたいと思います。

まず、寝ないと熱が出ます。
子供のころから、体調を崩すのはだいたい決まって寝不足なとき。

それがわかっているので、調子が悪いと思ったらご飯も食べずにさっさと寝ます。

そのおかげで、社員として働いていた7年間、最後に年にインフルエンザに罹った以外は、無遅刻無欠席の皆勤賞でした。

そして、寝ないとメンタルもぶっ壊れます!
いつもなら気にならないようなことに妙にネガティブになって、謎に落ち込むんです。

私がメンヘラぶっかますようなことがあれば、間違いなく寝不足だと思ってください。笑

寝るとやせる!

次は、パーソナルセッションを受けてくださるお客様の実例です。

痩せること、肩痛改善を目的にトレーニングされているのですが、最近少しづつ体重が落ちてきました。

といっても、トレーニングでは歩いたり走ったりするような、消費エネルギーを増やすための運動は一切行っていません。

痩せた原因を明確にするべく、日常生活で何か変化したことがないかを確認すると、最近よく寝ているとのこと。

睡眠時間もそうなのですが、肩痛で夜中に起きてしまってぐっすり寝られなかったのが、肩の調子も良くなってきて寝られるんだそうです。

活動量や運動量、食事にほとんど変化がないのに、睡眠の質と量を充実させたことで体重が減ってきました。

健康的に体を変えたいときにも、眠りの質を整えることが有効なんです。

12畳の部屋で寝る大企業の社長

これは、ある治療家の先生から聞いたお話です。

大企業で何十年と社長を務められた方が、病気もせずメンタルを病むこともなく社長業を全うされたお話です。

大企業の社長と言われても、あまりにも自分とかけ離れすぎているので想像にも及びませんが、きっとたくさんのことを考え、決断し、計り知れないプレッシャーやストレスがあるのではないかと思います。

だって、自分の決断ひとつで、多くの社員やその家族の人生を左右してしまうかもしれないわけですもんね。

そのような方が、何十年と病気もせず元気に社長としてご活躍された背景には、驚くべき睡眠のヒミツがありました。

ちょっと参考にはならないかもしれないのですが…笑
12畳の広いお部屋のど真ん中に、布団を1枚敷いて寝ているんだそうです。

ではここで、考えてみてください。
なんでこんなだだっ広いところで寝ているのだと思いますか?

それは、自由に寝返りを打つため。

朝起きると、布団から飛び出してとんでもないところで目が覚めるそうです。笑

これについては後程ご説明しますが、「自由な寝返り」が睡眠の質にとても大事な要素になります。

睡眠時間より「眠りの深さ」

ここからは、「眠り」について少し掘り下げていきます。

ダラダラと長く寝ればいいってわけでもないんです。
みなさんも、寝すぎてなんだか調子がおかしいという経験をされたことがあるのではないでしょうか?

睡眠時間もある程度は必要です。
ショートスリーパーと言われる短時間睡眠で平気な方も実際にはいらっしゃいますが、特に女性は7時間前後の時間は確保した方が良いのではないかなと感じます。

しかし、何よりも大事なのがその質!!
睡眠の質についてご説明します。

質の高い眠りとは

睡眠と切っても切り離せないのが自律神経の働きです。

自律神経とは、日中の活動するタイミングで優位に働く交感神経と、リラックスして体を休めるときに働く副交感神経から構成され、相互にバランスをとることで生命活動を維持することができています。

日中に高まっていた交感神経から、夜になるにつれて副交感神経が優位に切り替わることで、リラックスした良質な眠りにつくことができます。

寝ている時には体の力が抜けており、ゴロゴロと転がって寝返りを打つことで体の機能が回復すると言われているんです。

寝返りの効果は、子供をイメージすると理解しやすいですね。

子供って、すごく寝相が悪くないですか?
わたしも子供の頃、朝起きたら反対向きに寝ていて驚いたことが何回もありました。

しかも子供って、一日中どんなに暴れまわっていても、寝たらコロッと回復してまた元気になりますよね。
それは若さだけではなく、寝返りによって疲労回復が促されているからなんです。

現代人は眠りの質が下がりやすい

「質の良い眠り」を踏まえて、わたしたち現代人の睡眠についてみていきましょう。

本来、眠るときには副交感神経が優位になるはずなのですが、反対に交感神経が優位になっている人が多いと言われています。

というか、私たちは環境的にそうならざるを得ないんです。

明るい蛍光灯、テレビ、パソコン、スマホなどのブルーライトなど、身の回りにあるたくさんのモノに、交感神経を高める作用があります。

そんな中で生活していると、交感神経が優位になり活動的な神経がバリバリ働いてしまうので、副交感神経が優位になることなく、神経はギラギラしながら睡眠をとっているということなんですね。

そりゃ、深く眠れるわけがないですよね。

布団に入ってもなかなか眠れないて…
夜中に目が覚める…
寝た時の姿勢のままガチガチに固まって朝起きる…
朝起きた時の体が痛い、重い…

ひとつでも当てはまる方は、おそらく交感神経が優位なまま眠っており、睡眠によって心と体の回復がうまくできてない可能性が高いです。

簡単にできるおすすめ安眠対策

自律神経のコントロールをして、質の高い眠りを手に入れるためにできることをご紹介します。

本当は、夕方以降のテレビやパソコン、スマホを一切辞めて、ロウソクの薄暗~い部屋で生活をするのがベストなのですが、それはなかなか難しいですよね。笑

そんな仙人のような生活をしなくでも、すぐに始められることをお伝えします!

リラックスアイテムを使う

寝る3時間くらい前から、アロマの香り、ゆっくり入浴など、リラックスできることを積極的に取り入れます。

ガシガシとアクティブな活動をしたり、神経を研ぎ澄ませてお仕事をしたりしていると、交感神経が優位に活動してしまいます。

夜はやることを詰め込みすぎず、気持ちも行動も「ゆっくり」を心掛けて、副交感神経が活動しやすい環境を整えることがおすすめです。

ゆっくり呼吸をする

基本的に、自律神経は自分の意志でコントロールができないものとされています。

しかし唯一、間接的にコントロールできる働きがあるのが「呼吸」なんです。

私たちの手や足など、意図的に動かすことができる場所にある筋肉は、体性神経と言って自分の意志でコントロールすることができる神経によって支配されています。

呼吸も、自分の意志でコントロールができるので体性神経による支配を受けています。
しかし、呼吸は無意識下でもできる動作ですよね。

普段の生活をしている時、寝ている時、呼吸をしようと意識をしなくても勝手にできているはずです。

それは、意図的に働かせる体性神経だけでなく、無意識にコントロールされている自律神経の支配も受けているからなんですね。

ちょっとややこしい話になりましたが、
要は呼吸によって自律神経をある程度コントロールできるよ!ということなんです。

そして、やり方は超簡単!

落ち着いてゆっくり深く呼吸をしてみてください。
これだけです。

ゆっくりとした呼吸は副交感神経が優位になります。
夜寝る前、お布団の中に入ってからでもよいので、ぜひ実践してみてください。

それでも無理ならば…

やってみたけど効果がイマイチ、なかなか取り組むことができないという方は、サステナブルトレーニングを受けてみてください。

呼吸だけでなく、様々なエクササイズを駆使しながら、徹底的に副交感神経を優位にしていきます。

その結果、睡眠薬がいらなくなった、寝られるようになったという方だけでなく、睡眠には問題がないと思っている方ですらも、変化を体感していただいています。

その様子がわかる約3分の動画がありますので、よろしければ下記リンクよりご覧ください。

作業をしながら聞き流しでもOK、お時間のある方は解説テロップをじっくり読んで頂けたらよくわかると思います♡

やっぱり、寝られている人は調子がいいです!

睡眠は免疫力とも関連が深いので、コロナ対策としてもこの機会に睡眠の質を高めてみてはいかがでしょうか?