BLOG

栄養学は素晴らしい。だけど必要な食べ物は体が一番知っている。

栄養学は素晴らしい。だけど必要な食べ物は体が一番知っている。

オンライン&出張トレーナーRAIです。

体と心を整えるオンラインパーソナル、出張トレーニングを行っております。

今回の記事は、栄養、食事について。

ダイエットや生活習慣病の改善など、食事療法が行われることは多いですよね。

一般的な栄養学だけでなく、それぞれの体や生活環境などにも配慮して栄養素を取り入れる「分子栄養学」というとても優れた学問が注目されています。

ですが、実はもっと身近に、何よりも正確に体に必要な栄養素を教えてくれる優秀なセンサーがあるんです!

栄養学の進化。個別性のあるアプローチ。

みなさんご存知の通り、食事が体に与える影響は大きいですよね。

最近では、様々な食事法が注目されています。
何かしら、一度は取り組んだことのある方が多いのではないでしょうか。

昔流行ったリンゴダイエットのような偏った方法ではなく、科学的根拠のある効果的なものも多いですが、一方で知識だけに頼った食事には限界があるとも思っています。

特に、食事コントロールでダイエットや治療をしている方に、知って欲しい体のことです。

世の中に溢れる食事法に関する情報。

糖質制限、糖質オフ、グルテンフリー、マクロビオテック…。

基本的な栄養学の知識を超えて、科学的根拠も伴った様々な食事法がありますよね!
健康のため、美容のため、パフォーマンスアップなど、どのような効果を期待するのかも人によって様々だと思います。

実際に、食事をコントロールするとき、みなさんはどこから情報を得ていますか?

インターネットやテレビ、本や口コミなどなど情報源はたくさんありますが、成功例もあれば失敗例もあり、実際に何が自分に合うのか迷ってしまうのではないでしょうか?

そんなとき、
「食事をコントロールするなら、あなたの体からの情報を活用してください。」 と言われたら、どんなふうに感じますか??

ハテナがいっぱい浮かんだ方もいるかもしれないですね!笑

そんな方はぜひ続きを読んでみてください!

分子栄養学という優れた学問。

「分子栄養学」という学問をご存知でしょうか?

近年注目されており、その人の体型や生活環境などに合わせて必要な栄養素を分析するので、ただバランスが良いだけでなく、目的に合わせた個別性の高い食事ができる、とても素晴らしい考え方だと思います。

この分子栄養学を提唱されたのは、三石厳先生という物理学者の方なのですが、
私は幸運なことに、三石先生から直接分子栄養学を学び末期症状の方の治療に携わっていた方から、直接お話を聞くことができました。

栄養学の限界。人の体は人それぞれ。

分子栄養学の提唱者から直接学んだ方のリアルな体験談が、どんなに素晴らしい知識であったとしても、そこには限界があることを教えてくださいました。

本当の意味で健康を追求するために、なかなか聞けないとても貴重なお話です。

末期症状から回復する人、しない人。

これは、分子栄養学の提唱者、三石厳先生から直接学ばれた治療家である溝口博士先生から伺ったお話です。

溝口先生は、病院でも助からないと見放されたような末期症状の方の治療に携わっておられました。
鍼灸師、整体師としての体へのアプローチと併せて、分子栄養学を踏まえた食事指導もされていたそうです。

何十年の治療経験の中で、現代医学では対処ができないような方を救われたこともあるそうなのですが、
同じように治療をしても、効果が現れて奇跡のように回復する方もいれば、残念ながら効果を得られなかった方もいらっしゃったそうなんです。

食事も大事。でも、心の状態はもっと大事。

理屈通りに適切な治療を施しても、回復する方としない方がいる。
そこに目をつけ、その原因を長年にわたり追求された結果、最終的にあるひとつの答えにたどり着いたんだそうです。

それは、健康な体の根本を握っているのは、食よりも何よりも「心」であるということ。

この部分は、私も長年気になっていた領域であり、溝口先生は、私に心のことを詳しく教えてくださった方でもあります。

「心」についても深く触れていきたいのですが、奥が深すぎてこの記事には全然書ききれないので、詳しくはまた別記事で書いていきますね。笑

今回は、食事と心がどう絡んでいるのかをご説明させていただきます。

問題は、体の声を受け取ってあげられない心にあった。

結局のところ元を辿れば、食事によって何かをコントロールしなければならない状態に陥ったこと自体が、そもそも事の発端なのです。

食事の内容に目を向けることも大事ですが、まずは体で起こっている真実に目を向けてみてください。

どうして〇〇な状態になったのか?

食事をコントロールしようとするということは、その前提に何か目的があると思います。

例えば、太っているから痩せたい、生活習慣病だから改善したい、疲れやすいからパワフルな体を手に入れたいなど、必ず理由がありますよね。

まずはそこを見つめてみてください。

これまでの食生活を振り返っていただくと、食べ過ぎていたり、栄養の偏りがあったり、反対に面倒で食べていなかったり、人それぞれに現在の状態を招いた原因が何かしらあるはずなんです。

でも、これは決してあなたを責めているわけではありません!

ストレスがあったのかもしれないし、知らなかったのかもしれないし、無意識だったかもしれないし…。
どちらにせよ掘り下げていくと、だいたい最後は心の問題にたどり着きます。

栄養の知識の前に、一番身近な体の声と向き合うこと。

栄養の話からスタートしたはずなのに、話が心にぶっとんでしまいましたので、もう一度最初に戻りますね。笑

栄養素の特性に合わせて、理論的に食事をとることもひとつの方法ではありますが、自分の体が欲する栄養素は、本当は自分の体が一番よく知っています。

しかしこの話を聞いても、全然見当もつかない方もいらっしゃると思います。

それは、様々なストレスや常識にとらわれて、体が発している様々な声を聴くことができなくなってしまっているんです。

もしくは体の望みを本当はわかっていたとしても、心や頭で考えたことを優先してしまうことにより、結果的に最適な食行動ではなくなり、体に負担をかけてしまうというわけですね。

なので、まず取り組むべきは体のセンサーの働きを取り戻し、体の声を聴くことなんです。

次回、実際にどのようなことを行うのか、私の体験も踏まえてお伝えしたいと思います!